だから、徳島県にやってくる方法には、高松駅から「うずしお」に乗るのもよいけれど、和歌山から船に乗ってくるのも悪くない。
ターミナルの徳島駅は、すぐ裏側に徳島藩25万石の拠点・徳島城跡が広がり、駅前通りをまっすぐ行って新町川を渡った先には阿波おどり会館、そして徳島のシンボル・眉山がそびえている。
徳島県には、電車が走っていない。どこに行っても汽車だらけ。徳島市内に路面電車が走っていたという過去もないから、歴史的にも汽車一本槍でやってきた。
「汽車の旅」を堪能できる
ただ、それでも意外なほどに鉄道ネットワークは充実しているといっていい。高松からの「うずしお」、はたまた静謐な山あいを目指す「剣山」。海沿いをゆけば最後にはDMVに乗ることもできる。
ちなみに、四国のJR線で単一県内完結の路線は4路線。そのうち、3路線までが徳島県に集まっている。じっくりと、徳島の汽車の旅を堪能してみるのも、なかなか楽しい旅になるに違いない。
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