婚活連敗の彼が「年収1300万円女性」の心掴んだ技 「何言っているかわからない」と振られていたが

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本人は早口の自覚がないので、カウンセリングで「もう少し落ち着いて、ゆっくりしゃべりましょう」と繰り返し指摘。そもそも会話中に、相手の顔が曇っていることに気が付かないことも問題です。

「話をするときは相手の顔色を見て、眉間にしわが寄ったり、顔つきが変わったりしたら、『何かおかしい』と気付けるようになりましょう」とアドバイスしました。

直すべきところを指摘すると、直也さんは素直に改めようとします。その「学ぼう」という姿勢はいいところ。学ばない人の婚活は苦戦します。「俺は年収700万以上ある。そんな俺が今さら何を学ぶ必要があるんだよ」と自信満々の男性もたくさんいます。自分を客観的に見られない、教えていることに耳に傾けない、そういう人の結婚はうまくいきません。

高収入でも「アラフォーだから」と低姿勢の女性

直也さんよりも1歳年上で同じアラフォーの女性・里穂さん(仮名)。直也さんと同じ一流大学卒業で、年収は1200万〜1300万円。ただ、出張や転勤が多いことと、アラフォーという年齢を気にしており「婚活は難しいのではないか」と低姿勢です。

お相手については、「年収はあまり気にしません。自分の働き方を理解してくれればいい。年齢も50代でもいいです」と言っていました。直也さんを紹介する際、「同じ大学の方です」と知らせると「それはいいですね」と喜んでいました。

直也さんと里穂さん、年収に差はありますが、趣味、教養、感性はぴたりと合っていました。初めてのデートは美術館。2人とも文化的なことが好きで、読書も好き。直也さんがおすすめした本を里穂さんは素直に購入し、次のデートで持ってきました。

里穂さんがその本で好きな一節を教えると、直也さんは「彼女は教養がある男性が好きなんだな」とピンと来たそうです。1日デートをしてもそれほど中身のある会話をしていないカップルが多いのですが、この2人は濃い会話をしていました。

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