「青と黄色のVポイント」で変わる事、変わらない事 さらに競争が激化する「共通ポイント」サービス

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一方、Vポイントは三井住友カードの利用で貯まる「ワールドプレゼントポイント」を、2020年6月に改定したもの。その時に三井住友銀行のサービスの利用でもVポイントが貯まるようになり、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の共通ポイントとなった。

三井住友カードが発行するVisa・Mastercardは、国内750万店、世界200以上の国と地域にある1億店以上(Visaの場合)で利用でき、国内外の多くの加盟店でVポイントが貯まる。とはいえSMFGのサービスに限られることから、アクティブユーザーは1600万人と、他の共通ポイントに比べて少なかった。

そんなTポイントとVポイントが統合することで、会員数8600万人(重複あり)という日本最大規模のポイントサービスが誕生する。加盟店も国内750万店、世界1億店以上と国内外に大きく広がり、ポイントが貯まりやすく、使いやすくなる。

新しい「Vポイント」はいったいどうなる?

新しいVポイントのロゴには、Tポイントのイメージカラーの青と黄色を採用。「T」の文字が「V」に変わり、青と黄色のVポイントになった。

Vポイント
TポイントとVポイントが統合して青と黄色のVポイントが誕生(画像:Tサイトより)

CCCグループとSMBCグループは資本・業務提携を実施。SMBCグループが資本参画して、CCC傘下のCCCMKホールディングスの株式をCCCが60%、SMFGと三井住友カードが40%を保有する形で協業する。ポイント事業やマーケティング事業に関しては、CCCMKホールディングスと三井住友カードで業務を担う。

4月22日にはTポイントの名称とロゴがVポイントに変わり、「Tサイト[Tポイント/Tカード]」は「Vポイントサイト」、「Tモール」は「Vポイントモール」など、各種サービス名称が「V」の付く名称に変更になる。

また、「Tポイントアプリ」は「Vポイントアプリ」に。「Vポイントアプリ」は「VポイントPayアプリ」にアップデートする。そして三井住友カードの「Vpassアプリ」や「三井住友銀行アプリ」では、「モバイルTカード」から変更された「モバイルVカード」が表示できるようになる。

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