「離職する人が少ない大企業」100社ランキング 従業員1000人以上で離職者数が少ないのは?

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3位は「ザ・ノース・フェイス」を展開するゴールドウインで13人(離職率1.1%)だった。残業削減のため20時から翌日7時まではネットワークへのアクセス制限を行っている。ノー残業デーの設定などプライベートと仕事を明確に切り分ける取り組みを展開している。

4位は大阪ガス三菱地所が15人で並ぶ。大阪ガスは従業員数3189人で離職率は0.5%。従業員能力開発に力を入れる。三菱地所は同1053人の同1.4%で多様な働き方を支援している。

以下、6位タキロンシーアイ(16人)、7位新日本空調(18人)、8位丹青社(19人)が続く。

ランキング対象企業の離職率の平均値は4.12%

15位のアズビルは単独従業員数がランキング中最多の5329人。離職者23人で離職率は0.4%だった。勤続年数が長い会社も多く、13位日本電気硝子(22人)は23.2年、26位宝ホールディングス(27人)の23.8年など20年以上の会社が17社もあった。

今回のランキング対象546社の離職率の平均値は4.12%だ。これまで「3~4%」あたりを離職者の少なさの目安としてきたが、上位100社はすべて4%未満となっている。一部、転職が盛んな企業はこの限りではないが、会社の見方として参考にしていただきたい。

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