IFRSに異議あり 岩井克人、佐藤孝弘著
100カ国以上が導入を決め、現在も多くの国が導入を検討しているといわれるIFRS(国際会計基準)。日本政府もIFRSを強制適用するかどうか、2012年をメドに判断するとしている。
ところが、本書はその流れに異を唱えている。その理由は、IFRSの会計観(資産負債アプローチ、公正価値、プリンシプルベース)には、理論・実務の両面において本質的な欠陥があるからだという。さらには、過去の業績より将来キャッシュフローの予測を重視するIFRSの方向性に疑問を呈している。
会計基準で日本が世界に伍していくのに不可欠の、IFRSの本質を、著名経済学者とシンクタンク研究員が詳細に洗い直す。
日経プレミアシリーズ 893円
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