大谷翔平がネクタイ姿で示した「美意識の高さ」 ドジャース入団会見から学べる重要なポイント

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特にお手頃価格のスーツやネクタイで、安っぽく見えないVゾーンをつくるとき、真っ先にスーツ色に近い「ソリッド(無地)」が候補に挙がります。全身の色数を絞ることで、ドレス感を高める着こなしですが、ここでちょっとした工夫も欠かせません。

ソリッドタイをビジネスシーンで生かすコツ

「ソリッド=無地」とは言われていますが、織り柄があるものもソリッドに含まれます。ちなみに大谷選手のネクタイ柄は、会見時の写真を拡大してみればわかりますが、織りがあるもの。

そしてリーズナブルなソリッドタイを選ぶならば、まさに織り柄があるものがおすすめ。というのもお手頃価格のネクタイの場合、織り柄のない無地は、ケースバイケースですが、ペラッと安っぽく見えかねないからです。

ドジャース入団会見でスーツ姿の大谷翔平選手(写真:EPA=時事)

ここまでソリッドタイの活用についてお伝えしてきましたが、「ソリッドはフォーマルだから、ビジネスでは柄物を選ぶ」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。ただ最近のスーツ着用シーンでは、「特別な場面が多い」という背景からも、むしろスーツ着用のビジネスシーンこそ「迷ったらソリッド」だと私は考えています。

とはいえ水原通訳が締めていたようなレジメンタルストライプが、ビジネスシーンの定番であることは変わりません。

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