「好業績&高配当」でも株価割安な50社ランキング 東証の圧力で株式市場でも注目度が急上昇

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東証の圧力によってPBRを向上させようという動きが活発化。これを受けて、株式市場でも低PBR銘柄に対する注目が高まっている(写真:tommy/PIXTA)

東京証券取引所が今年3月に上場企業に対して「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を要請して以降、PBR(株価純資産倍率)改善に向けた動きが活発化している。それにつれて、株式市場でも低PBR銘柄を見直す流れが強まっている。

会社四季報 2024年1集・新春号
『会社四季報』2024年1集(新春号)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

12月18日に発売となった『会社四季報』2024年1集(新春号)では、巻頭のランキング企画において低PBRランキングを掲載。配当利回り1%以上、今来期とも増益の企業に絞ってランキングを作成した。

本記事では、四季報掲載のものから条件を変更し、予想純益が50億円以上、増益率も3%以上に引き上げてみた。いずれもPBR1倍割れで、企業の“解散価値”を割り込んだ企業ばかりだ。

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