「年末年始の旅行」円安物価高でもお得にする方法 ハワイ・沖縄旅行をシミュレーション

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ネット予約とは「OTA」(Online Travel Agency=オンライン旅行代理店)を指し、自分の好きな場所・時間で価格を比較しながら、より安いプランを選ぶことがメリットとなる。デメリットとしては、申し込み時の煩雑さに加え、入力ミスがあった場合は自己責任になることが挙げられる。

一方、大手代理店での予約は旅行の日程やプランなどのアドバイスを受けながら決めることができる。旅行先でのトラブルや緊急時対応などさまざまなサポートがあり、オススメの観光名所や危険な場所などを教えてもらえる点も魅力だ。

ただ、手厚いサポートがある分、旅行代金がネット予約よりも割高になる傾向がある。人件費や光熱水費などの経費がかさむ代理店は実店舗が減少傾向にあり、今日ではそれらの費用を抑えることができるネット予約が主流になっている。

金額の差をシミュレーション

ハイシーズンに旅行する場合、ネット予約と代理店予約でどれくらい金額面の差があるのか。家族4人でハワイに旅行する時の費用を試算してみよう。条件は以下の通りとする。

人数:夫婦と小学生の息子と娘
行き先:ハワイ(ホノルル)
日数:3泊5日
出発地:東京
飛行機:エコノミークラス(行き:夜出発/帰り:昼出発)
宿泊先:ホテル、部屋のグレードは同条件

この条件でネット予約と大手代理店での予約をシミュレーションすると、以下のような結果が表れる。

【ネット予約の場合】

1人あたり:25万9680円

合計:103万8720円

【大手代理店予約の場合】

1人あたり:35万2600円

合計:141万400円

もちろん、予約サイトや代理店によって金額が異なるものの、仮にすべて同じ条件で比較した場合、航空券と宿泊先の代金はネット予約のほうが総額37万円も安いことがわかる。

同じ大手旅行会社で予約する場合でも、店舗よりネットで予約したほうが費用を抑えられ、時期によってはお得なキャンペーンも実施している。円安が進行する中、これだけの費用を抑えることができれば、現地での食事やショッピングに余裕が生まれるはずだ。

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