[Book Review 今週のラインナップ]
・『人生の一大事はデータ科学にまかせろ! 直感や思い込みに惑わされず、正しく決断する方法』
・『二人の美術記者 井上靖と司馬遼太郎』
・『不屈のファーストペンギン 新技術に挑み続けた地方中小測量会社の軌跡』
・『「女の世界」 大正という時代』
評者・慶応大学教授 坂井豊貴
出会い系サイトで自分が受け取るメッセージの数や、送ったメッセージに反応をもらえる割合は、何によって決まるのか。こうした「モテ度」を調査した米国の出会い系サイトの研究は、(異性愛者の)データから身も蓋もない結論を導いている。
モテ、幸福、キャリアの成功 根拠なき思い込みをデータで刷新
容姿は非常に重要で、女性のモテ度の30%、男性のモテ度の18%は容姿に起因する。また身長167センチメートルの男が、身長182センチメートルで年収6万2500ドルの男並みにモテるためには、年収23万7500ドルを稼がねばならない。職業も重要で、弁護士は会計士より、消防士はエンジニアよりモテ度が高い。
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読み頂けます。
ログイン(会員の方はこちら)
無料会員登録
登録は簡単3ステップ
東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
おすすめ情報をメルマガでお届け
トピックボードAD
有料会員限定記事