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投資が「うまくいく人」に共通"ナルホド思考"5つ 投資に必要なエネルギーには何がある?

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  • 藤野 英人 投資家。レオス・キャピタルワークス代表取締役会長兼社長CEO&CIO
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それでは、投資とはいったい何か。私なりの定義を述べるなら、それは「エネルギーを投入して未来からお返しをいただくこと」です。将来のために、いまエネルギーを注ぐのが投資というわけです。

このように考えると、世の中のさまざまなものは、投資のおかげで今日あることがわかります。あなたが愛用している商品は、かつて誰かがエネルギーを注いで開発したものです。あなたが勤務している会社は、創業者がお金とエネルギーを注いだから、いま存在しています。

つまり、未来を切り開き、社会を元気にしてくれるもの――。それが投資なのです。

投資に必要な「エネルギー」は5つの要素から成り立つ

スポーツをするにも頭を使うにもエネルギーは不可欠ですが、投資においてもエネルギーは大切です。では、投資における「エネルギー」とはどういうものでしょうか。

これも私なりの考えに基づく解釈ですが、投資におけるエネルギーは次の5つの要素からできています。

すなわち、「主体性」「時間」「お金」「決断」「運」の5つです。これらを掛け合わせたものがエネルギーの総量であると考えてください。したがって、これら5つすべてを動員することによってエネルギーは増強され、未来からのリターンも大きくなりやすくなります。

このなかで、最初の「主体性」というのはわかりにくいかもしれません。

投資をするといっても、そもそもそれは何のためなのか。それがはっきりしないことには始まりません。投資をするには、まず当人の「主体性」が定まっていなければならないのです。

ですから、この場合の「主体性」とは「やりたいこと」や「自分がすべきこと」であると言い換えることができます。この「主体性」が確立されたうえで「時間」と「お金」の使い方を自覚的にします。これに「決断」する力と「運」にまかせる謙虚さを掛け合わせたものが、投資のためのエネルギーなのです。

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【「もし10億円もらったら、何をしますか」】

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