新NISA、使わなきゃインフレで資産は減るばかり 株・投信で儲けても一人1800万円までは「無税」

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現実として現行NISAは伸び続けており、2023年3月末には1873万口座まで達した。しかも年代別で見ると、つみたてNISA全体の約28%と最も多くを占めるのは、30代で比較的若い(図3)。岸田首相は5年後に3400万口座まで伸ばすといい切る。

メインになる投資信託は6000本あるが・・・

実際に新NISAを運用する場合、メインになるのは投資信託だ。投信とは、プロの運用会社が投資家から資金を集めて運用し、成果を投資家に分配する金融商品。元本は保証されないが個別株よりリスクは低い。公募投信だけで6000本近くあり(図4)、新NISAではつみたて投資枠約250本、成長投資枠約2000本が対象となる(両者は一部重複)。

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