現在、鉄道の新線は道路と立体交差するように建設するのが原則で、踏切を新たに設置することはできないことになっている。が、古くなった既存設備の更新や、列車の接近を知らせる装置がない第4種踏切に遮断機・警報機を付けて第1種に格上げする場合など、機器には一定の需要があるという。
また、鉄道信号に用いるリレー(継電器)についても上尾工場で製造している。「とくに神経を使う職場なので作業している人にはあまり近づかないようにしている」と話すのは同工場管理グループの花田安史課長。「私が入社した何十年も前に『リレーはいずれなくなる』と言われたが、いまだに使われ続けている。仮に壊れたときにも確実に安全側になる、という長年の信頼があるのだろう」と語る。
この記事は有料会員限定です
残り 1305文字
