メディアがくどいほど"猛暑"を報じる納得の理由 なぜ私たちは猛暑情報に毎日食いついてしまうのか
「全国290地点で35℃以上の猛暑日」「猛暑日は観測史上最多の○日目」「全国40都道府県に熱中症警戒アラート」「40℃に迫る災害級の暑さ続く」……連日、テレビやネットで記録的な猛暑が報じられています。
メディアが猛暑ニュースを多く扱う理由
確かに記録的な猛暑であることは間違いないのですが、特筆すべきはメディアの報道量。「暑い」ことは誰が見ても明らかであり、決して喜ばしいことではなく、毎日同じような内容を繰り返しているにもかかわらず、なぜメディアはこれほど猛暑を報じているのでしょうか。また、なぜ私たちは、それをつい見てしまうのでしょうか。
なぜメディアは猛暑ニュースをこれほど扱うのか。その最たる理由は、「メディアとしての使命」であり、そのうえで「一定の数字が獲れるから」の2点。命にかかわる情報はメディアにとって最優先されるべきものであり、たとえば情報番組の現場で近年の猛暑は、「それ以上に緊急性のあるニュースがなければ、しっかり時間を割いて放送すべきもの」とみなされているようです。
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