「新たな教師の学び」のための動画案、7月25日まで募集
文部科学省は2024年度から運用する新しい教員研修プラットフォームに掲載する動画コンテンツ案の2次公募を行っている(「新たな教師の学び」に対応したオンライン研修コンテンツ開発事業)。
選定件数は275件程度で、開発に必要な経費を400万円まで補助する。申請期限は23年7月25日17時。
22(令和4)年度の教育公務員特例法の改正により、23年4月から全教員の研修受講履歴を記録し、教員の資質を高めるための仕組みづくりが制度化された。文科省では研修記録に基づいて教員が必要な研修をオンラインで効率的に受けられるプラットフォームを一体的に構築し、24年度から運用開始を予定している。
今回、募集するのはその研修プラットフォームに掲載する動画コンテンツで、内容は喫緊の教育課題とされるICT活用や特別な配慮を要する児童生徒への対応などをテーマにしたもの、キャリアステージに応じて校務分掌を担う教員に向けたものだ。
申請資格は大学や教育委員会、公益法人など
このほか、教員免許更新制の下で大学などが蓄積してきた個々の教師の強みや専門性など多様なニーズに対応するもの、外部人材が教壇に立つうえで必要な知識技能を習得できるものとしている。
申請資格は、大学の設置者、大学共同利用機関の設置者、地方公共団体、教育委員会、公益法人、独立行政法人、そのほか教員免許状更新講習開設に関して大臣から認定を受けた実績を有する団体。補助額は、1案件当たり経費の合計額の3分の2で、上限は400万円。
公募要領は下記参照。
https://www.mext.go.jp/content/20230303-mxt_kyoikujinzai01-000027904_1.pdf
同事業の1次公募の採用状況一覧は以下のURLで確認できる。
https://www.mext.go.jp/content/20230630-mxt_kyoikujinza01-000027904_8.pdf
調査元:https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/kensyu_00004.html