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<デイジーさん(50代)の相談>
90歳の父。1年ほど前から在宅で酸素吸入器をつけて生活していますが、ここひと月くらい呼吸が苦しくなるときがあり、かかりつけ医から紹介された病院で診察を受けたところ、ステージ4の肺がんと診断されました。
それまでも毎週かかりつけ医には通っていたし、生活も1人でできていて、特に大きな体調の変化などはなかったので、急にステージ4と言われてびっくりしています。
伺いたいのは下記の点です。
①高齢者でも末期がんのステージ4だと進行は速いのでしょうか。
②診断された病院では受け入れができないと言われ、紹介された小規模の病院で入院治療が始まってすぐに容体が悪化、緩和ケアを勧められました。90歳でそんな急激に悪くなるのでしょうか。
③緩和ケアが始まると、余命はどのくらいなのでしょうか。
近隣に住んでいるものの、自分にも家族や仕事があり、父親に四六時中付き添っていられません。とはいえ、これまでなんの問題もなく独居をしていた父が末期がんで苦しんでいるのに、ついていてあげられないことにも罪悪感を覚えます。
どのくらいとわかれば介護休暇の申請などもできると思って、相談しました。よろしくお願いいたします(※相談内容は一部変えています)。
家族は後悔のない選択を
<中村医師の返事>
ステージ4の肺がんと診断されたとのこと、お父様もご家族も、突然のことでとても驚かれたと思います。
ショックも大きいと思いますが、今大切なのは「あのときこうしていたら」と振り返るより、これからどう過ごすかを考えること。お父様やご家族にとって、後悔のない選択をしてほしいと願います。
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