中国のネット上で反戦メッセージが話題に。だが現実には軍拡が進む。
「もし戦争になったら私は行かないし、私の子供も行かせない。私は社会の底辺で生きる人間であり、平和なときは誰も私を気に掛けず、問題が起こると思い出される(以下略)」という文章が、中国のネット上で反響を呼んでいる。
この文章は4月末時点で327万回以上閲覧され、1万件以上のコメントが書き込まれた。賛否両論のコメントの中には、「党員が先に行くべきだ。汚職官僚、城管(都市部の治安機関)、農管(農村部の治安機関)、警察が先に行け!」といったものもある。
中国メディアの「戦争が生起したとき、日本やドイツでは10%前後の人が前線に行く意思を示すにすぎないが、中国では94%の人が身を挺して行く意思を示している」という報道に対して、「もし強制的に徴兵されたら私は造反する。(徴兵されたら)手には銃がある」「指導者を先に行かせろ」といった反応も現れた。
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