ただ、価格差は同一グレード同士で40万円ほどとなっており(環境性能割や重量税を加味しても30万円弱ほど)なかなか悩ましいところ。
個人的には、リセールバリューも含めてe-POWERモデルをオススメしたいところだが、ガソリンモデルも走行性能や静粛性は比較的高いレベルにあるため、実用性重視で購入価格を下げたいというのであれば、ガソリンモデルを選ぶという選択肢もナシではないと言えるだろう。
グレードはどれを選ぶ?
セレナのグレードは、ルキシオンを除くとエントリーグレードの「X」系、中間グレードの「XV」系、そしてエアログレードの「ハイウェイスターV」系と3つのグレードがガソリン、e-POWERにそれぞれ用意される。
それぞれのグレード間の価格差は、XとXVでおよそ30万円、XVとハイウェイスターVでおよそ18万円程度の差となるが、Xグレードでは電動スライドドアが非装着(オプションでも助手席側のみ)で、後席エアコン(2WD車)やロールサンシェードやパーソナルテーブルなどのユーティリティアイテムも非装着となるため、人員輸送車として割り切って使うビジネスユーザーなどでない限りオススメしにくいところ。
一方、XVとハイウェイスターVの装備差は、主にエアロパーツやアルミホイールが標準装備となるといった見た目の部分がほとんどで、機能・性能的にはほぼ差がないため、少しでも購入価格を抑えたければXV、エアロ仕様のエクステリアが好みならハイウェイスターVを選ぶ形でいいだろう。もちろんハイウェイスターVを選べば、手放すときもプラス査定になるという点は従来型と同様になるハズだ。
メーカーオプションは何を選ぶ?
購入後に追加することができないメーカーオプションは慎重に選びたいところ。セレナにもさまざまなオプションが存在しているが、もしe-POWERモデルを選ぶのであれば、「100V AC電源(1500W)(5万5000円)」は選んでおきたい。
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