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オープンAIに「スター開発者」が続々移る背景 中心は30代、元テスラやグーグル社員も

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パソコンを見ながら話すアルトマンCEOとムラティCTOたち
優秀な人材を集めるオープンAI。左端がアルトマンCEO、同2番目がムラティCTO(写真:The New York Times/Redux/アフロ)

対話型AI(人工知能)のChatGPTを開発する、米オープンAIのサム・アルトマンCEOが来日し、4月10日に岸田文雄首相と面会した。オープンAIはもともと、5月から海外の利用者や開発者に会うワールドツアーを行う予定だったが、それに先立っての来日。目的は、一種のロビー活動をするためだ。

欧米で強まる規制論

というのも、欧米ではオープンAIに対する規制論が盛り上がっているからだ。3月28日には、オープンAIの最新言語AIである「GPT-4」を超えるようなAIシステムの開発は社会にリスクを与える可能性があるとして、AIの安全性について研究する非営利団体Future of Life Instituteが6カ月の開発停止を訴えた。

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