高齢者から金を収奪する者たちの世界を本音トーク。
「オレオレ詐欺」をはじめとする特殊詐欺の被害に遭うのは、大半が高齢者だ。なぜ高齢者が狙われるのか。4月3日発売の『週刊東洋経済』の特集「狙われる高齢者 喰い尽くされる親のカネ」では、高齢者が詐欺や悪徳商法に狙われる社会的構造と、加害者たちの実像に迫った。親の資産防衛マニュアルも収録。家族を被害から守るための完全保存版だ。(この記事は本特集内にも収録しています)
詐欺でシノぐ者たちは、どんなことを考えているのか(個別取材を基に座談会形式で構成)。
Aさん…30代・半グレ
Bさん…50代・元暴力団組員
Cさん…40代・現役暴力団組員
A 自分は少し前まで「情報商材」を売っていた。「高収入を得るノウハウが詰まっている」なんて適当なことを言って、中身空っぽの教材やDVDを高額で売りさばいた。詐欺だとバレ出したので、仮想通貨の販売に切り替えた。
「資産をウン十倍に増やすセミナー」を各地で開いたら、金持ちの高齢者がたくさん来た。ある老舗企業の創業家ファミリーまで会場に来ていて驚いた。こいつらバカかと思ったけど、セミナーでは、「今投資しないのは、将来手にする大金をドブに捨てるようなものですよ」とあおった。
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