あなたの財産を狙う人間は、今そこにいる。すぐに対策を始めよう。
「オレオレ詐欺」をはじめとする特殊詐欺の被害に遭うのは、大半が高齢者だ。なぜ高齢者が狙われるのか。4月3日発売の『週刊東洋経済』の特集「狙われる高齢者 喰い尽くされる親のカネ」では、高齢者が詐欺や悪徳商法に狙われる社会的構造と、加害者たちの実像に迫った。親の資産防衛マニュアルも収録。家族を被害から守るための完全保存版だ。(この記事は本特集内にも収録しています)
誰もが被害に遭う可能性がある詐欺や悪徳商法。家族や知人を守るにはどうすればいいのか。これだけは覚えておきたい厳選10カ条を一挙公開。
1. 親子でも絶対ダメ! 被害者を責めない
高齢になると、自分が悪徳商法や詐欺の被害に遭ったことに気づかない人もいる。家族からすると「何でこんな手口に引っかかったんだ」と言いたくなる。だからといって、本人を責めてはいけない。詐欺被害者の心理に詳しい立正大学の西田公昭教授は言う。
「金銭被害に遭った人や詐欺師を信じ込んでいる人に、上から目線で話してはいけません。『どんな人でもだまされる』と、謙虚な姿勢で接することが大切です」
親子関係が悪くなることも
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら