ギフテッド教育とは?メリット・デメリット・問題点、日本やアメリカでの事例を紹介
まとめ
22年9月、「特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議」から、文部科学省への提言が行われ、①特異な才能のある児童生徒の理解のための周知・研修の促進、②多様な学習の場の充実等、③特性等を把握する際のサポート、④学校外の機関にアクセスできるようにするための情報集約・提供、⑤実証研究を通じた実践事例の蓄積以上5つの施策が示されました。
これを受け、文部科学省は、2023年度から、特異な才能のある子どもへの支援に乗り出します。まだ発展段階にある日本のギフテッド教育ですが、さらなる整備・拡充が期待されています。
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文部科学省:特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する指導
「特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議審議のまとめ~多様性を認め合う個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実の一環として~」

明治大学卒業後、出版社、制作会社勤務を経てフリーに。教育、子育て、PTAなどの分野で取材、執筆、企画、編集を行う。教育分野では、ICT教育、教職員の働き方、授業実践事例や学校づくり等をテーマに取材。著書に「PTA広報誌づくりがウソのように楽しくラクになる本」「卒対を楽しくラクに乗り切る本」(共に厚有出版)、執筆協力に「学校ってなんだろう」(学事出版)などがある。
執筆:長島ともこ
東洋経済education × ICT編集部
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