予約69万人待ち「悟空のきもち」新事業始めたワケ マイナス7℃で冷やす事で得られる「絶頂解凍」
コロナ禍の影響を受け、リラクゼーションサロンや温浴施設などのリラクゼーション業界も全体に売り上げが低迷している。少し古いデータであるが、矢野経済研究所によるボディケアやリフレクソロジー、温浴ビジネス市場規模調査では、2016年以降縮小傾向であったが、2020年には売上高2759億円(前年比73%)と大きく減少。2021年の予測値も元の規模には戻らないようだ(2022年2月8日発表のプレスリリースより)。
頭をほぐして「寝落ち」させるサービス
業界のそんな状況にもかかわらず、絶好調の企業がある。ヘッドドライスパ専門店「悟空のきもち」を運営するゴールデンフィールドだ。
「悟空のきもち」は2008年にスタートしたサービスで、頭の筋肉を独自の技術でほぐし一気に「寝落ち」させるところに特徴がある。アミューズメント性を加え「絶頂睡眠」を訴求し始めた2015年を機に、一気に話題が広まった。国内に5店舗が展開されており、現在も、予約待ち約69万人というコロナ前に増しての人気ぶり。業績も、開業以来、毎年増収増益を続けてきているという。
そんな同社ではこのほど、新事業を開始したという。2023年1月11日にグランドオープンした「悟空SPA渋谷店」だ。
2022年12月下旬試験オープンでは5万1231人の予約希望があり、グランドオープンに向けては1月分の約1000席が予約開始後1分55秒で完売したという。
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