50代転職「何でもやります!」がマイナスになる訳 転職を考える人に伝えたい「4つのポイント」

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役職定年をキッカケに少しでも長く現役で働こうと考えている人、今の職務のままでは定年まで就業するのは困難と判断する人、これまで培ってきたことを違う分野で活かそうとする人、そんな50代を活用したい企業も増えているのです。

「東京」にこだわらず、「地方」にも目を向けよう

ただし、転職をするとしたら、お給料は下がると思います。企業規模も小さくなったり、安定感がない会社になったりするかもしれません。東京などの大都市で転職先を見つけるのも難しいかもしれません。だからこそ、視野を広げることが必要です。

東京にこだわらず、地方にも目を向けてみる。これが4つ目の大事なポイントです。近年は地方創生などによって、IターンやUターン、県外からの移住者を求めている自治体や企業が増え、行政による支援制度もあったりします。

東京で転職するのは難しくても、地方にはニーズがあります。
何をするかを決めて、どこでその仕事ができるかを探す。それができるのであれば、場所や地域にこだわらない。50代の転職には、それくらいの覚悟が必要です。

転職するのであれば、「これ以下だと生活できない」という最低限の収入を決めておきましょう。「私は年収800万をもらっているので、800万は維持したいです」では、転職は困難。「550万なら何とかなるかな」「マンションを売って地方に移住すれば、年収400万でもいけるかな」、そうした発想の転換が必要です。

東京から地方に移ったら年収は下がるかもしれませんが、生活費だって下がります。そこでやりたい仕事ができるなら、十分楽しく暮らせるはずです。

ただ単に人材紹介会社に登録してもスカウトの話は来ないかもしれませんが、地方なら話は別。できる業務や勤務地の幅を広げれば、スカウトが来る確率も高まります。

2021年度は、県外からの移住者数が過去最高を記録した自治体が数多くありました。コロナ禍やテレワークの浸透によって地方に移住する人が増えています。

あなたを求めている地方や企業もきっとあるはずです。肩身が狭い思いで会社にしがみつくより、視野を大きく広げて、新しい働き方・生き方を探してみませんか?

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アルファポリスビジネス編集部

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