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NHK「安倍政権」以降さらに強まる官邸の意向 受信料制度の根幹「独立性」は守られているか

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不偏不党の建前とは違い、政権との関係は密接だ。

経済界出身の会長たちは受信料の引き下げとコストカットには積極的だったが、巨額の貯め込みは問題視しない(撮影:今井康一)

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徴税権に準ずるほどの強力な受信料徴収権。なぜ放送局で唯一NHKだけに与えられているのか。国家権力や資本家、いかなる団体からの影響も受けず、独立した編集権をNHKに持たせるためにほかならない。

それは国営放送局だった戦前の日本放送協会が、大本営発表の虚偽の戦況と軍部礼賛の報道によって、国民を欺き続けたことへの反省から生まれた知恵といえる。

だがはたしてNHKは国家権力からの独立性を確保しているといえるのだろうか。

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