サンマルクHLDはカフェなど53店で営業停止。再開メドは来週以降【震災関連速報】
「サンマルクカフェ」「生麺工房鎌倉パスタ」などを手掛けるサンマルクホールディングスは、東日本大震災の影響を受け、53店(全店舗数約650店)で営業を停止している。
営業再開は「店舗の損傷や什器の破損が軽い店舗から、順次来週以降行っていきたい」(常務取締役管理本部長の綱嶋耕二氏)という。ただ、営業停止中の店舗のうち、被災の影響が大きい太平洋側東北地域に位置している十数店については、いまだ被害状況も判明していない。そのため、全店規模の営業再開にはかなり時間を要する可能性がある。
サンマルクHLDは全店舗の4割を関東圏に出店しており、「業績には53店の営業停止よりも、これら店舗で計画停電が続くことのダメージの方が大きい」(綱嶋氏)という。営業中の店舗は現状営業時間の短縮で対応しているが、計画停電が長期化すれば収益の下押しは避けられないだろう。
(二階堂 遼馬 =東洋経済オンライン)
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