自民・佐藤氏「防衛自給率の立て直しが必要だ」 「防衛費の真水が増えなければ強化にならない」
橋下氏:岸田政権は「総合防衛費」とか何か変な概念を持ち出してきた。ちょっと佐藤さん、総合防衛で増えた、増えたっていうのはダメなのではないか。
佐藤氏:めっちゃダメだ。
松山キャスター:財務省などは形上2%に持って行くために総合防衛力と。
防衛費の安定的な財源をどう確保するのか
佐藤氏:防衛力抜本強化のときに、防衛費の真水の部分が増えなかったら強化にならない。相手から見てほとんど変わってないではないかと。これはアメリカから見てもおかしいとなる。国防は最大の福祉だ。ウクライナを見てほしい。そのためには応分の負担、安定的な財源が必要で、そこは政治家として国民にお願いしないといけない。ただ、それは、いまか、という議論はあるので、例えば、同じ国債でも、つなぎ国債のようなものなどさまざまな発想がある。
松山キャスター:増税でやるのか、あるいは、国債でやるのかという議論がある。防衛費を増やすためにどういう形でやるのか。
佐藤氏:議論はあるが、増税という部分、国債と絡める部分も当然ある。加えて、節税という部分もある。例えば、ふるさと納税があるなら防衛納税もあればいい。そういう発想があってもいい。
梅津弥英子キャスター(フジテレビアナウンサー):それは納税者が何かしら選べるようにするということか。
佐藤氏:自衛隊の福利厚生のために一部納税しましょうよと。
櫻井氏:国の根本というのは、経済と防衛2つだ。だから経済を弱くするような形の増税には反対。今は本当に非常事態だから、赤字国債を出してでも必要な軍事費は「防衛国債」という形でやってもいいのではないか。要は、日本の経済と軍事、両方を守って強くするという発想でやってもらわないと。岸田首相の下で日本が弱体化したら困る。
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