オミクロン株ワクチン「希望者に年内全員接種へ」 加藤厚労相「接種間隔短縮を検討」「職域接種活用」

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オミクロン株対応ワクチン接種間隔
ワクチン接種間隔には各国で違いがある(画像:FNNプライムオンライン)

松山キャスター:5カ月間隔は守ったほうがいいのか。

加藤氏:5カ月の間隔をあけて打つことになっているが、先ほど言ったようにこれまでも年末に感染者がかなり増える。今回のものは従来株とオミクロン株に対応する2種類が入っている。今後株が変異しても対応性があるのではないかと言われていて、それなりに効能は高い。できるだけ早く打ってもらう必要がある。先般の専門家会議で、5カ月間隔の結論を出したが、短期化できないかということを10月下旬までに結論を出すようお願いした。その結論が出たら、希望者全員が年内に打てるだけの供給量を確保し、打てる体制をつくってほしいということを今、各市町村にお願いしている。

松山キャスター:接種間隔を短縮化するという点で言えば、例えば、米国は2カ月間隔で次のワクチンを打てる。英国やEU(欧州連合)も3カ月間隔とかなり短い。日本も英国のように3カ月程度の間隔まで短くすることはあるか。

3カ月間隔で打ち始めている国も

加藤氏:従来ワクチンの接種を日本は5カ月の間隔をとりやや慎重にやってきた。ただ、海外は3カ月間隔や2カ月間隔で打ってきた。オミクロン株対応ワクチンもほかの国では3カ月間隔で打ち始めている。そういう状況をできるだけ入手して判断していきたい。

FNNプライムオンライン「日曜報道 THE PRIME」(運営:フジテレビ)の提供記事です

橋下氏:ワクチン在庫などの見合があれば、優先順位に従い、今の接種計画をどんどん前倒しして、若者にも、12歳以上にもどんどん打っていっていいということか。

加藤氏:優先順位と地域の接種状況をふまえてやってもらえればあえて待ってもらう必要はない。どんどん打ってほしい。

職域接種もぜひお願いしたい。年内に、つまり3カ月以内に希望者全員に接種ということになれば、一日100万回のスピードで打ってもらわなければならない。職域接種を含めてさまざまな方々の協力をお願いしたい。

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