「不動産投資による過度な相続節税」を否認した4月19日の最高裁判所の判決が不動産業界に波紋を呼んでいる。業界シェア6割の不動産小口化商品を組成販売、総合財産コンサルティングも手がける、青山財産ネットワークスの蓮見正純社長を直撃した。
――4月の最高裁判決をどのように受け止めましたか。
2つの示唆がある。
1つ目は、租税負担の軽減を意図した不動産の購入・借り入れを行った納税者には、通達評価を上回る価額(鑑定評価)による課税処分を認めるということ。租税の平等性を考えたときにそれが妥当だという判決が下ったと考えられる。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
この記事の特集
トピックボードAD
有料会員限定記事