「すぐ心が折れる人」がやりがちな"3つの悪習慣" ヒントはメンタルの強い人が「手放したもの」
【習慣1】でお伝えした「私は私」を思い出してみてください。心折れる出来事と、あなた自身は別物ですよね。たとえ失敗したとしても、その失敗があなたそのものではありません。失敗とあなたは別物。そう思うだけでなく、さらに他人事として失敗を見つめてみることで、解決策を見つけやすくなるという効果もあります。
具体的な方法は人それぞれですが、私は、私の頭の中にいる架空の「関西人のおばちゃん」に検証してもらうことにしています。「あらあら大変やったね。どこまでできてたん? すごいやん! 次はこうしたらできそうやね」みたいな感じです。失敗はフィードバックでしかありません。
こんなことを知ったうえで、うれしいこと、たのしいこと、達成感、充実感、パワフルな感じ、幸せ、そういうポジティブな感情を思う存分に味わってくださいね。
「できたわあ」がキーワード
最後に、振り返りの意味も込めて、心が折れやすいと思っている人が心がけたいことをまとめます。
・私は私(わ)
自分に合った方法を考えましょう。
・ごめんなさいより、ありがとう(あ)
頼れることは頼りましょう。
・他人事も大事です(た)
冷静に自分がやることを見つけましょう。
加えてちょっとしたコツを。
・できたことに目を向ける(で)
できたことに注目していたら心は折れません。
・必ずできる気分転換を(き)
心折れそうなときにできる、気分転換を見つけておきましょう。ひとりでもできる、いつでもできる、集中できる、がポイントです。できれば、自分の内面に入り込むようなものではなく、気持ちが良かったり、わははと笑えたりするようなものがいいですね。
「できたわあ」、とでも覚えていただけたら幸いです。本コラムを読んでくださって、でもやっぱり実行するのは難しいなと思われることも多いと思います。できそうなことから試してください。知っているだけでも心は変わります。もし、もっとパワフルに変化したいと思われたなら、ぜひ専門家を頼ってください。コーチの多くは、あなたが自然に行動できるように伴走する技術を持っています。
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