「ヒクソン お前を倒す」。これは、20年以上前に『週刊少年ジャンプ』でごく短期間連載されていたギャグ漫画『くらげ中二』のせりふである。漫画自体は格闘技に関係がなく、このせりふもほんの小ネタだが、妙に笑いのツボにはまった記憶がある。それだけ当時は「誰が“400戦無敗の男”ヒクソン・グレイシーを倒すのか」が注目されていたということだろう。
壮絶な「生死を懸けた闘い」
1990年代、私は格闘技を見ていなかったので、ヒクソンの弟ホイスがUFCでの連覇後に「兄は私の10倍強い」と言ったことや、95年にヒクソンが中井祐樹と死闘を繰り広げたことなどは後で知った。高田延彦戦が格闘技ファンに与えた衝撃についても伝聞でしか知らない。
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