貨物列車の「後押し専門機関車」EF67形ついに引退 「セノハチ」で活躍したが3月に定期運用終える

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西条駅で貨物列車から切り離されたEF67 105は広島貨物ターミナルまで単機回送。これはEF67形最後の列車となった。下り勾配では回生ブレーキをしながら安定したペースで降りてくる(八本松ー瀬野間、筆者撮影)

3月29日の午前、ヘッドマークを掲出したEF67 105が報道公開された。広島の県花をイメージしたもみじ色(赤11号)の車体が特徴的だった(広島機関区、筆者撮影、取材協力:JR貨物)

EF67 105の東京側。貨物列車を押し上げる際の衝撃を緩和するために大型の緩衝器を取り付けており、連結器部分が飛び出しているのが特徴。なお、EF67 105はEF65 135を改造した(広島機関区、筆者撮影、取材協力:JR貨物)

EF67形0番代はEF60形を改造して国鉄時代に登場した。EF67形は単機で1200t貨物列車を押し上げるため、電機子チョッパ制御を採用して空転の抑制を図った(2010.3.11 瀬野ー八本松間、筆者撮影)

EF67形0番代の東京側。100番代と異なり貫通扉とデッキが設置されており、厳つい印象となっている。2002年までは八本松駅構内で走行自動解放を行っていたため、解放テコシリンダーが設置されていたが、後年撤去された(2010.3.11 八本松ー瀬野間、筆者撮影)

「ありがとうEF67」マークを掲出したEF67 105の傍らを、セノハチから帰ってきた後継機のEF210-334(左)が通過(筆者撮影)
松沼 猛 『鉄おも!』編集長

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まつぬま たける / Takeru Matsunuma

大阪府出身。明治大学文学部卒。株式会社三栄書房に20年間在籍し、編集者として世界各地を飛び回った。2008年12月から『鉄道のテクノロジー』編集長を務めた後、2013年5月に独立。現在は『鉄おも!』編集長のほか、『鉄道ジャーナル』『ニューモデルマガジンX』『カーグッズマガジン』、鉄道、自動車関連ムックなどに執筆。

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