「余計な一言」を言ってくるあの人が考えている事 ナジャが教える「負の感情」との付き合い方

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余計な一言がある人への対応は?(写真:中田浩資/ligua franca)
ドラァグクイーン界のトップスターで、タレントのナジャ・グランディーバさん。情報番組のコメンテーターからラジオのパーソナリティまで幅広く活躍していますが、仕事で付き合う人の中には「余計な一言」を言うタイプも。日々いろいろな人と付き合う中で、どう負の感情をコントロールして、穏やかな心を保つかを書籍『毎日ザレゴト~人と比べて生きるには人生短すぎるのよ』より一部抜粋して紹介します。

ショーの合間に起きたハプニング

ドラァグクイーンにどんどんはまっていった私は、仲間と一緒に「LIPs」っていうチームをつくってショーイベントをやり始めたの。小さな会場を借りて、自分たちで舞台をつくって。その極々初期の頃だったと思うんやけど、舞台の後ろにカーテンをひいて、そのカーテンの後ろを楽屋代わりにしてたの。

慣れないショーで、とにかくみんなバッタバタ。そしたら、ある子が着替え中にカーテンに引っかかって、そのカーテンがバサーッって落ちたの!(笑) 着替え中の姿がお客さんに丸見え。私なんかパンツとブラジャーだけだったのよ。

ショーをやってると、こういう恥ずかしいことって結構あるのよ。羽織っていたガウンをかっこよくセクシーに脱ぐシーンがあったんだけど、脱いだらサロンパスを2枚、背中に貼ったままだったの(笑)。背中が凝ってたからサロンパス貼っていたんやけど、そのことを忘れててそのまま舞台に出ちゃったのよ……。セクシーなシーンなのにお客さんが妙に笑っているからおかしいなあと思っていたんやけど、そりゃ笑うわな。

忘れられない事件がもう1つあるわ。ある子がすごい素敵な衣装を着てたんやけど、ヌーディーな色の服に黒いレースがあしらわれてて、まるで裸にレースがついてるようなめっちゃセクシーなレオタード。

その子が本番直前にトイレに駆け込んで、ようやく出てきたと思ったらすぐ本番。上に着てたコートを脱ぎ捨てたら、かっこいいレオタード1枚になるっていうシーンやったんやけど。ちょうどおまたのところに残尿で世界地図ができてたのよ。もう笑いが止まらなかったわ。

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