国内私学最高峰の存在である慶応義塾大学。早慶上理・MARCH・関関同立の13校では唯一医学部を持つ点も特徴で、「教育・研究・医療」を3大事業としている。1858年創立の伝統に加え、湘南藤沢キャンパス(SFC)の総合政策学部や環境情報学部では問題発見・解決型、分野横断型の教育を1990年の開設時から採用するなど、日本の大学教育を先導してきた。
偏差値は早稲田大学と並び私大トップレベルだが、「早稲田とのダブル合格なら慶応を選ぶ」という受験生は多い。就職などで発揮される「慶応ブランド」が大きな魅力となっている。慶応という名前だけで選考が優遇されるケースは多い。三菱商事や伊藤忠商事といった総合商社やコンサルティング企業など、入社が難しい企業への高い就職実績を上げている。
さらに卒業生である「塾員」のネットワークも強力だ。中でも塾員の同窓会組織「三田会」の存在は大きい。名門企業であれば必ず「○○三田会」が組織されており、その人脈をフルに活用することで、出世やビジネスの成功に結び付けることができる。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら