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志願したい大学1位でも強い危機感。国際化に着手 関西大学

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リクルート進学総研が調査した「志願したい大学」(関西地区)で14年連続1位に輝いている関西大学。しかし現場の危機感は強い。2016年に策定した長期ビジョンでは、36年の学生数を2万4600人と15年比で4000人減の数値に設定。それを踏まえて今後の戦略を立案した。「18歳人口減少の影響は免れない。関西圏以外から来る学生数が少ないことも課題。その危機感を学内にも広く伝えるため厳しい数字を掲げた」と前田裕学長は言う。

大学の魅力を高めるために力を入れつつあるのが「国際化」の推進だ。14年に「トリプル・アイ構想」を策定。多様な外国人留学生を迎え入れて、日本人学生と留学生がともに学び合う「多文化共生」の環境づくりを始めた。日本人学生にとっては「学内留学」ができるような環境である。

新型コロナの影響で外国人留学生の受け入れや留学は止まっているが、学内留学の取り組みは進んでいる。大きな売りの1つが、遠隔交流プログラムの「COIL(コイル)」だ。04年に米ニューヨーク州立大学が始めた取り組みで、世界中の大学とネットワークを形成。関大も14年に日本の大学で初めて加わった。

海外学生と遠隔交流

関大の教授と海外大学の教授が共同でカリキュラムを作成。両大学の学生が少人数の混成チームを組んで、社会問題解決などのワークショップを英語で行う。全学部の共通教養科目のいくつかで実施しており、誰でも参加可能だ。

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