「好業績のときほど足元を見直せと自戒」 岡藤会長インタビュー/2018年11月17日号

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おかふじ・まさひろ●1949年大阪市生まれ。74年東京大学経済学部卒業。同年伊藤忠商事入社。一貫して大阪で繊維の営業畑を歩む。2010年、社長就任。18年4月から現職。(撮影:尾形文繁)

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2018年11月17日号の『週刊東洋経済』では「進撃の商社」を特集。このときは資源価格が反発し総合商社の業績は絶好調だった。しかし、岡藤正広会長は軒並み好業績を上げる商社の現状になぜか懐疑的。「勢いのいい数字が出てきたときには、『足元は気をつけなあかん』と自戒している」と語っていた。ファミリーマートの経営について、意外な人物から提案を受けたことを明かしていた。

──各商社の業績は過去最高を更新する見込みです。純利益1兆円という世界はありえますか。

社内で言っているが、景気がいいときはびっくりするほどよくなる。逆にちょっとのことで、何でこれだけ下方修正せなあかんのやということにもなる。もうそれは実力ではどうもならん。

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