2020年11月28日号・12月5日号の『週刊東洋経済』は、「5大商社『次の一手』」と題して総合商社の戦略を分析。アメリカの著名投資家のウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイによる株式保有が明らかになり、にわかに注目を集めた日本の総合商社。伊藤忠商事のパートでは、2019年7月に新設された「第8カンパニー」にスポットを当てた。
「万年4位」──。時価総額が5大商社の中で下位だったため、長年そう呼ばれていた伊藤忠商事。ところが、今年6月に時価総額で三菱商事を抜いて商社業界トップに躍り出た。
コロナ禍において、三菱商事や三井物産は今2021年3月期の純利益が前期に比べて半減する見通し。一方で、伊藤忠は純利益同約2割減の4000億円との見通しを維持している。
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