ワークマン､カインズ“真逆"の経営スタイル ベンチャー気質､超がつく保守的

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
真城 愛弓 : 東洋経済 記者 著者フォロー
2020/12/17 4:57
ポストする
ブックマーク
メールで送る
印刷

印刷ページの表示はログインが必要です。

はこちら

拡大
縮小

作業服とホームセンターというまったく異なる分野でそれぞれ業界首位の座に立つワークマンとカインズ。直近10年間で稼ぎ頭のカインズの売上高は1.3倍、ワークマンは2.5倍に拡大した。グループの成長をリードする”きょうだい”だが、その経営手法は真逆と言っても過言ではない。

特集「群馬の巨人　ベイシアグループの正体」の他の記事を読む

三井物産を経て創業者に呼ばれて2012年からワークマンに入った土屋哲雄専務（創業者の甥）によると、その違いは上の図の通りだ。具体的に両社の経営手法の違いをみていこう。

→次ページワークマンは「超保守的」
キーワード
この記事の特集
群馬の巨人　ベイシアグループの正体
群馬の巨人　ベイシアグループの正体
創業者が一代で築き上げた孤高の１兆円小売りグループの全貌に迫る。
｢自力で人を育て“100年の競争優位"を築く｣
｢ワークマンに“プロ経営者"はいらない｣
｢創業家として“イノベーション"を持ち込む｣
｢グループで“孤高のハリネズミ経営"をめざす｣
｢ベイシアは“膨張"ではなく“成長"を追求してきた｣
伸びる｢ワークマン｣中核の｢カインズ｣
その他の記事はこちら
関連記事
特集一覧
わかる！ 地政学
新着あり
サステイナビリティ―の重要テーマ
新着あり
岐路に立つ「洋上風力」
テレビ局サバイバル
特集一覧はこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格！その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格！その壮絶半生から得た学び
【逆転合格の作法】「日本一生徒の多い社会科講師」が語る、東大受験突破の根底条件
【逆転合格の作法】「日本一生徒の多い社会科講師」が語る、東大受験突破の根底条件
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間

※過去1ヵ月以内の会員記事が対象

» 11～20位はこちら

※過去1ヵ月以内の会員記事が対象

» 11～20位はこちら

※過去1ヵ月以内の会員記事が対象

» 11～20位はこちら

※過去1ヵ月以内の会員記事が対象

» 11～20位はこちら
特集インデックス
群馬の巨人　ベイシアグループの正体
孤高の“小売り集団"を大解明
創業者一代で売上高1兆円に到達
｢1兆円小売り集団｣ベイシアの全貌
作業服チェーンも､ホームセンターも首位
ワークマン､カインズ“真逆"の経営スタイル
ベンチャー気質､超がつく保守的
伸びる｢ワークマン｣中核の｢カインズ｣
データ／3つの指標でわかるベイシアグループ
｢ベイシアは“膨張"ではなく“成長"を追求してきた｣
インタビュー／ベイシア創業者 土屋嘉雄
｢グループで“孤高のハリネズミ経営"をめざす｣
インタビュー前編／カインズ会長 土屋裕雅
｢創業家として“イノベーション"を持ち込む｣
インタビュー後編／カインズ会長 土屋裕雅
｢ワークマンに“プロ経営者"はいらない｣
インタビュー前編／ワークマン専務 土屋哲雄
｢自力で人を育て“100年の競争優位"を築く｣
インタビュー後編／ワークマン専務 土屋哲雄
トレンドウォッチAD
週刊東洋経済の最新号
2024年4月20日号
この号を読む 定期購読
バックナンバー一覧はこちら
東洋経済education×ICT
有料法人プランのご案内
注目のキーワード

今よく読まれているキーワード

経済(3337) メディア(297) 医療・医薬品(417) 株・投資(1178) 建設(156) 自動車(509) AI(248) 半導体(159) 生活(1498) マーケティング(177) 教育(657) 鉄道(245) 福祉(88) ガバナンス・法務(419) スタートアップ(563)
キーワード一覧はこちら