簡単にAIを作れるサービスがあっても、使いこなす前提となる知識がなければ持て余してしまう。ここでは、AI人材を目指すビジネスパーソンが知っておくべき基礎を解説する。
そもそもAIというのは概念であり、言葉の定義が曖昧だ。「人間と同じような知能を持つ機械」「知能を作る技術を搭載した機械」「知能があるように見える機械」など、状況によって意味が異なることが少なくない。
そこで生まれたのが「強いAI」「弱いAI」という考え方だ。実際に人間のような知能を持つものを強いAI、知能があるように振る舞うだけのものを弱いAIと呼んでいる。似たような概念に「汎用型AI」と「特化型AI」というものもある。汎用型AIは、単体で人間と同じようにどんな作業でもこなせるAIのことだ。特化型AIは「掃除ができる」「将棋を指せる」といったように、特定の作業に限って人間と同等以上にこなせるAIのことを指す。知能ではなく「何ができるか」に焦点を当てた概念だ。
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