
(metamorworks / PIXTA)
ディープラーニング(深層学習)は、AIに革新的な進展をもたらした。画像や音声の認識などで成果を上げている。
ディープラーニングを用いたAIをノンプログラミングで手軽に作れるのが、ソニーネットワークコミュニケーションズの「Neural Network Console(NNC)」だ。学習と評価の実行時間が10時間以内など一定範囲内なら無料で利用できる。(公式サイト https://dl.sony.com/ja/)
NNCにはダウンロードを必要とするアプリケーション版と、Webブラウザーで使用するクラウド版の2種類がある。ここではクラウド版を用いる。動作を保証しているWebブラウザーは米グーグルの「クローム」のみだ。
今回はジャンケンの画像認識を行う。グー、チョキ、パー、その他、の4種類の画像をAIに学習させ、分類できるようにする。3種類以上のグループに分類するので、予測タイプ(前記事図 4 「解説」)は多値分類だ。必要な画像などはNNCのチュートリアルにあらかじめそろっている。
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