日本郵船、商船三井、川崎汽船が2017年10月に設立したコンテナ船統合会社、オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は、初年度の18年度こそ赤字決算だったが、19年度の業績は好調だ。ジェレミー・ニクソンCEOに戦略を聞いた。
──なぜシンガポールに本社を置いたのですか。
親会社3社のうち2社のコンテナ事業の本部が当地にあり、その人材をそのまま新会社で活用できる。政府が海運事業を手厚く支援している点も大きい。
──規模で業界6位。
順位より強みを伸ばすことが重要。当社は120カ国に展開しているが、すべて「ONE」ブランドで営業しているのが強み。合併を繰り返した会社の中には、複数ブランドで営業しているところもある。また、港から港に運ぶサービスにとどまる業者もいるが、当社はトラック、鉄道も活用して荷主の元から配送先まで運ぶフルサービスの事業を行っている。最新式の冷凍冷蔵コンテナを使った輸送にも強みがあると自負している。
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