2020年7月24日の東京五輪の開会式まで、1年と7カ月。19年春以降にチケットの販売も開始される予定で、いよいよ五輪の足音が近づいてきた。計画変更など紆余曲折を経た新国立競技場も19年11月に完成予定となり、こけら落としは20年元日のサッカー天皇杯決勝となる予定だ。
五輪の場合、競技ごとに事前のテストイベントが開催される。運営者のリハーサルという側面もあるが、メダルを目指す選手にとっても事前に会場の特徴をつかむ絶好の機会で、開催は19年夏からピークを迎える。同時に代表選考も本格化、五輪出場を目指す選手にとって、非常に重要な1年となる。ここではテストイベントの予定や、メダルが期待されている競技の代表選考方法を紹介していく。
一発勝負のマラソンや柔道、卓球など目白押し
19年最も注目すべきテストイベントは、9月15日に行われる「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)だろう。これは17年夏からスタートした「MGCシリーズ」といわれる各大会で、定められた順位と記録を残した選手が出場できるマラソン東京五輪代表決定戦だ。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら