ベルギーに衝撃的逆転負けを喫した2018年ロシアワールドカップ(W杯)の2カ月後に発足した新生サッカー日本代表が、好発進を見せている。18年内の5戦を無敗で終え、新体制初の公式戦となる19年1月開催のアジアカップ(UAE)では、2大会ぶりの王座奪回が期待される。
18年11月のキルギス戦後、森保一監督が「ここまでの結果がアジア杯の成績を保証してくれるものではない。チャレンジする気持ちでやっていきたい」と語ったように、ここからが真のスタートになるのは間違いない。大勝負を控える指揮官にリーダーとしての哲学や代表への思いを聞いた。

もりやす・はじめ●1968年、長崎市生まれ。長崎日大高からサンフレッチェ広島の前身・マツダへ。サンフレッチェ広島、京都パープルサンガ、ベガルタ仙台でプレーし、2003年に引退。その後、指導者に転身し、12〜17年に広島監督としてJ1を3度制覇。18年から東京五輪代表と日本代表の兼任監督に。(撮影:田所千代美)
──森保監督は「バランス重視の指導者」という印象を受けます。
確かに選手の頃から「前後左右をつないでバランスを取る」という意識は持っていた。今も歯車の一つとして働き、チーム全体を回す「潤滑油」のような存在でありたいと考えている。
──森保監督の世代は海外でのプレー経験が少ないですが、今の代表選手は大半が海外組で国際経験が豊富です。そのギャップをどのように埋めますか。
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