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「AIを使い倒せる人がどの職種でも活躍する」 Interview │ 安宅和人 ヤフーCSO

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2012年からヤフーCSO(チーフストラテジーオフィサー)を務めるデータ分析のプロ。AIにまつわる誤解とそのインパクトを聞いた。

あたか・かずと●東京大学大学院で修士号取得(生物化学)。マッキンゼー・アンド・カンパニー入社後、2001年、米イェール大学でPh.D.取得(脳神経科学)。08年ヤフーへ。

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──現在、AIに対する誤解にはどのようなものがありますか。

多くの人は、AIが人間のような主体性を持った存在であり、われわれのような意味理解のうえで情報処理を行っていると考えているが、間違いだ。AIは“イデア(理想・目標とする姿)”であり、それ自体には主体性も意思もない。自動運転や翻訳など何らかの情報処理を自動化したものにすぎない。

いま起きつつあるのは、自分とその周りの経験だけで物を言う人と、あらゆるデータやAIの力を活用する人に分かれることだ。たとえば、ビジネス法務の相談をして、「私は35年の経験があるから言うことを聞きなさい」と話すベテラン弁護士よりも、「世界中の判例データを分析すると、Aで訴えられる可能性は2%以下です。一方、想定されていないBのほうは23%です」と説明する若手弁護士のほうが、はるかに頼りになる。

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