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数学回避が招く年収格差 私立文系はAI時代に生き残れるか

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3月から本格的に始まった就職活動。理系の採用増により、文系を減らす企業もある(撮影:風間仁一郎)

特集「AI時代に勝つ子・負ける子」の他の記事を読む

「同期の6割は理系、残りはほとんどが国立大学の文系。私立大学の文系は1人だけだった」。外資系コンサルティング会社に新卒で入社した人物はこう語る。

この人物が入ったのは学生に最も人気の高い業界である戦略系コンサルティング会社。同期が1人だったという私立文系は、英語、国語、社会だけでも受験ができ、数学を受験科目に入れないことが多い。「論理的な思考や数字の強さが必要な仕事だけに、数学のできない私立文系はコンサル業界に入りにくいのではないか」と話す。

数学など理系のセンスが就職市場で重要さを増している。

就職情報サイト、マイナビの調査によると、2019年大学卒業予定者について「理系の採用を増やす」と回答した企業は34.3%であった。「文系の採用を増やす」と回答した企業の29.4%を大きく上回る結果となっている。理系と文系の内定率を見ても、つねに理系が文系を上回るなど理系人材への引き合いは強い。

デジタル化対応で理系人材の採用を強化

『就職四季報』(小社刊)は直近5年間で、企業が理系採用の比率をどれだけ引き上げたかを調べた。

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