「あと10秒しかないよ!」「ロボットのアームが上がってない! 頑張れ!」──。
小学4~5年生を中心に24人が参加したロボットコンテストが、3月31日に開かれた(上写真)。海と陸に分かれ、散らばったボールを回収して特定の場所へ運ぶ戦いが繰り広げられる。農家が使うくわ、魚のマンタ、ブルドーザーなどから着想を得たものなど、子どもたちが開発した多彩なロボットが舞台を動き回った。
VIVITA(ヴィヴィータ)
[特 徴]
・3Dプリンタやレーザーカッターなど、先端機器が使い放題
・会員登録(無料)には「こんなアイデアを実現したい」など自発的な意欲が必要
先端機器が使い放題 自由な発想を生かす
ロボコンの舞台となったのは柏の葉 T-SITE(千葉県柏市)内にあるVIVISTOP。起業家である孫泰蔵氏が立ち上げた子ども向けの学びやVIVITA(ヴィヴィータ)の施設だ。
孫氏は、「AIが普及する中、21世紀に求められるのは、自ら未来を切り開く力だ。知識量を問う20世紀型の学びを変える必要がある」と語る。21世紀型の人材に必要なスキルは、Creativity(創造性)、Critical Thinking(批判的に物事を考える)、Communication(コミュニケーション)、Collaboration(協業)の「4C」と位置づける。これらの能力を培う場としてヴィヴィータがある。
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