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五輪前後に目白押し 再開発で変わる勢力図 これから伸びる都心の駅

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虎ノ門新駅開設に併せ、「虎ノ門ヒルズ」付近に3棟のビルが生まれる(予定図)(提供:森ビル)

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都内各地で駅を起点にした再開発が盛況を極めている。大手町や日本橋といった“おなじみ”の場所だけでなく、これまで再開発の話題に乏しかった駅の周辺でも、高層ビルが続々と誕生しようとしている。

敷地面積で最大級なのは、JR山手線の品川駅─田町駅間に完成予定の品川新駅(仮称)周辺の再開発だ。新駅は2020年の東京五輪までに暫定開業、24年度に本開業を予定しており、周辺にオフィスや商業施設など、計7棟の高層ビルが新たに出現する。従来は1本しかなかった品川駅の東西を結ぶ自由通路も増設され、高輪・港南エリア間のアクセスが向上するという。

品川だけじゃない新駅 国際化進む虎ノ門

都内にはもう一つ、新駅誕生に沸く場所がある。東京メトロ日比谷線霞ケ関駅─神谷町駅間の、虎ノ門新駅(仮称)だ。20年に暫定開業、22年度には本開業を見込む。

事業を手掛ける森ビルにとって、虎ノ門エリアは創業の地。前身の森不動産が、虎ノ門に2棟のビルを建設したことから同社の歩みは始まった。まさに虎の子の街というわけだ。

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