グーグルが描く未来、「アシスタント」の全貌 対話型AIの新サービスを現地リポート
対話型AIの新サービスは、日常生活を変える可能性を秘めている。
「OK、グーグル」。米国シリコンバレーにある、検索大手・グーグル本社。スマートフォンに向かってそう話しかける社員を見掛ける。
2016年9月、グーグルの本命ともいえる新サービスが始まった。検索事業の責任者、ジョン・ジャナンドレア上級副社長が「グーグル検索の進化形」と言うのが、対話型AI(人工知能)の「グーグルアシスタント」だ。話しかけると、ネット上のあらゆるサービスとつながる。
対話型AIといえば、米アップルがiPhoneに搭載した「Siri」や、米アマゾンの「アレクサ」が先んじている。だがジャナンドレア氏は「検索エンジンもGメールも、業界初のものではなかった。(早さよりも)よりよいものを出したい」とする。
日本語版も開始
サンフランシスコにある対話型AIの調査会社、オーパスリサーチの創業者であるダン・ミラー氏は「Siriやアレクサよりも、グーグルアシスタントはAIとして賢くなるのが格段に早いだろう。これまで検索や広告で培った技術が生きる」と見る。
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