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コマツ/中国や鉱山向けが底打ちへ 建設機械

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2015年2月開始の「スマートコンストラクション」は多くの工事現場に導入されている(提供:コマツ)

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建設機械で国内首位のコマツにとって、2017年は業績回復力が問われる年となる。鉱山機械や新興国での一般建設機械の需要減退、円高の影響を受け、17年3月期は2期連続の減収営業減益となる見込み。ただ、環境に変化も出てきた。

第一の注目点は中国だ。中国での建機売上高は11年3月期の3342億円から16年3月期には746億円まで激減。しかし、足元は改善に向かっている。「(年間需要の半分近くが集中する2~4月の)春節明け以降の動向を見ないと判断は早すぎる」(大橋徹二社長兼CEO)とはいえ、新興国最大市場の底打ち兆候は明るい材料だ。

第二は資源価格の反発。今下期から石炭や鉄鉱石、銅などの市況が上昇している。コマツの鉱山機械の売上高は資源安に伴う鉱山会社の投資抑制により、17年3月期は3941億円と13年3月期比36%減の計画。ただ市況回復が続けば、機械需要の底打ちも早まる。約3000億円で買収した超大型鉱山機械の米ジョイ・グローバル社も近く連結化する。

第三は為替動向。海外売上比率が8割近いコマツとして、円高は痛手。だが最近は円安に大きく振れている。17年3月期は1ドル=105円の会社計画。対ドル1円円安で年間25億円程度の営業増益要因となるため追い風だ。

ICT建機のレンタルを軸とした3次元施工のソリューション事業(スマートコンストラクション)でも先行しており、新たな展開が注目される。

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