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LIXILグループ/利益伴う筋肉質な経営へ 住宅設備・機器

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ベンチャー経営で培った手腕を、LIXILでも発揮できるか

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サッシやトイレといった住宅設備・機器業界の業績を左右してきたのは、国内の新設住宅着工戸数。これが2030年度には54万戸と、バブル崩壊後のピークだった1996年度の3割強にまで長期減退すると予想(野村総合研究所の調査)される中、業界にとっては海外市場の開拓が経営上の大きな課題だ。

国内最大手のLIXILグループは、米GE出身の藤森義明前社長が海外同業の大型M&Aを次々と仕掛けたが、買収企業で不正会計が発覚し、藤森氏は退任。16年6月に就任した瀬戸欣哉社長(写真)は、自力で海外販売を伸ばしつつ収益力もキャッシュコンバージョンサイクル(運転資金回転期間)も改善させるという難しい使命を担う。

瀬戸社長が商機を見いだしているのが、世界的に市場成長が続いているトイレなど水回り分野において、日本の技術を買収ブランドに移植する高付加価値化だ。16年には独グローエにINAXのシャワートイレ技術を移植し、欧州向け戦略トイレを投入。同様に米アメリカンスタンダードでも高級シャワートイレの販売を強化し、垢抜けなかった老舗のブランドイメージを一新しようとしている。

規模重視の成長から、利益を伴う筋肉質な成長に脱皮させたい瀬戸社長。創業家で取締役会議長を務める潮田洋一郎氏が厳しい監督の目を光らせる中、早期に成果を出すことが求められている。

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