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人事はメッセージを示す最大のチャンス 豊田章男 独占インタビュー 3

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──経営には人、モノ、カネ、組織といくつか要素がありますが、カネについても伺います。トヨタの営業利益は今3兆円近くになろうとしていますが、どう思いますか。

利益の額はあくまでも結果。結果は外部のボーナス的にいただいた要因も上乗せされているし、その逆もありえる。為替とか自然災害とか。あくまでも結果であって、それを目的にはしていないということがまず第一にある。ただし、トヨタは車づくりを通して社会に貢献することが目的で生まれた会社と理解しているんですよね。そうしたときに、社会への一番の貢献はしっかり儲けて、雇用を保ち、それで税金を払うということ。

利益、利益と言われるが、半分は税金だ。税金を納めるということにはこだわりを持っている。だから私が社長になって公聴会以降、単独では4年間赤字が続いた。4年間この地域には、税金を納められなかった。あれはやっぱり正直つらかった。トヨタの歴史の中で税金を納めていない社長なんて私だけですから。社会貢献していないということだ。

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